【犬猫共通】ノミ・ダニ対策の決定版!散歩中に注意すべきポイントと予防法

96の日常

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【犬・猫共通】散歩中に潜むノミ・ダニ・寄生虫のリスクとその対策

春から秋にかけて活発になるノミやマダニ。
愛犬・愛猫の散歩中に気づかぬうちに付着し、室内に持ち込まれることで、さまざまな健康トラブルの原因になります。
本記事では、ノミ・ダニ・寄生虫のリスクと具体的な対策を、犬・猫の両方に対応する形で解説します。


🐾 なぜ散歩でノミやダニが付着するの?

ノミやマダニは、草むら、公園、河原などに潜んでいます。
動物の体温や体毛のにおいに反応して近づき、体にしがみつき血を吸います。

● 特に注意すべき場所

  • 雑草が生い茂った歩道や空き地
  • 公園のベンチ下、茂みの近く
  • 農道・田舎の散歩コース

● ノミやマダニによる主な病気

  • ノミアレルギー性皮膚炎(かゆみ・脱毛・赤み)
  • バベシア症(マダニ媒介の重度の貧血)
  • 猫ひっかき病(人への感染例も)
  • フィラリア(蚊が媒介するが散歩中の被害が多い)

🐶 散歩中の対策は?

1. 予防薬を使う

動物病院で処方されるスポットオンタイプや経口薬は、もっとも効果的な対策です。
市販薬もありますが、効果や安全性は必ず獣医師と相談しましょう。

2. 散歩ルートを選ぶ

草むらや藪を避け、舗装された道や人通りの多い道を選ぶと安全です。
「車が少ない=安全」と思われがちですが、虫にとっては好環境です。

3. 散歩後のケアを習慣化

散歩から帰ったら、ブラッシングや足裏・耳のチェックを行いましょう。
特にマダニは小さく見つけづらいので、指で撫でて違和感がないか確認するのも◎。


🐱 猫のハーネス散歩ではさらに注意

猫は毛づくろいの習性があり、また体を触らせにくい子も多いため、ノミやマダニが付着しても見逃されやすい傾向があります。
また、毛づくろいによってノミやその卵を飲み込んでしまうと、消化管寄生虫のリスクも高まります。

💡猫の対策ポイント

  • ハーネス装着前にノミダニ予防薬を使用
  • 帰宅後は湿らせた布で全身を拭く
  • 被毛の長い猫は月1のグルーミングもおすすめ

👪 人にも感染する「ズーノーシス」にも注意

ノミやマダニが媒介する病気の中には、人間にもうつるものがあります(ズーノーシス)。
特に小さな子どもや高齢者がいる家庭では、ペットの衛生管理がとても重要です。

👉 厚生労働省|マダニによる感染症に注意しましょう(外部サイト)


🛡️ おすすめのノミ・ダニ予防グッズ

ノミやマダニの被害を防ぐには、日常的なケア信頼できる予防グッズの併用が効果的です。ここでは、実際に使用されている人気グッズをいくつか紹介します。

📝 まとめ:予防が最大の防御!

ノミ・ダニ・寄生虫のリスクは、散歩を楽しむペットにとって避けて通れない問題です。
しかし、日頃のケアと予防策をしっかりとることで、ほとんどの被害は防げます。

ペットと安心してお散歩を楽しむために、今一度対策を見直してみましょう。


 

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